忘れないでね 読んだこと。

せっかく読んでも忘れちゃ勿体ないってコトで、ね。

2018-01-01から1年間の記事一覧

「ぼぎわんが、来る」読書感想

「ぼぎわんが、来る」(キンドル版)著者 澤村伊智紙の本の長さ 361ページ出版社 角川書店 (2017/5/2)発売日 2017年5月2日 << かるーい話の流れ >>第一部では家庭想いなサラリーマンの田原秀樹が、まだ生まれいていない娘の名前を決めた頃から始まった怪…

「凌辱の魔界」読書感想

「凌辱の魔界」(文庫版)著者 友成純一文庫 272ページ出版社 幻冬舎発売日 1999年12月 << かるーい話の流れ >>とにかく戦いと暴力が大好きな筋肉鬼畜極道の鬼道が主人公。この男はセック〇だって普通じゃない。自身が興奮するために女体を壊しながらフ…

「風の日にララバイ」読書感想

タイトル 「風の日にララバイ」著者 樋口有介文庫 329ページ出版社 角川春樹事務所発売日 2013年9月14日(新装版)<< かるーい話の流れ >>実家が裕福なおかげで毎日酒を飲んでは役にたたない発明品ばかり作っている39歳の佐原旬介(学者くずれ)という…

「マッチメイク」読書感想

タイトル 「マッチメイク」著者 不知火京介文庫 480ページ出版社 講談社 発売日 2006年8月12日<< かるーい話の流れ >>プロレス団体に所属する雑用係りで下っ端の山田が主人公。彼は最後までリタイアしなかった唯一の同期である本庄をライバル視しながら…

「爛れた闇」読書感想

タイトル 「爛れた闇」著者 飴村行文庫 314ページ出版社 角川書店発売日 2013年3月23日 << かるーい話の流れ >>おそらく現代の日本が舞台。そこでおとなしい系の高校生である正也は自身の41歳になる母親が、同じ高校の一学年先輩である山崎と付き合って…

「去年はいい年になるだろう」読書感想

タイトル 「去年はいい年になるだろう」著者 山本弘文庫 295ページ(上下巻)発売日 2012年9月18日(上下巻)出版社 PHP研究所<< かるーい話の流れ >>24世紀の未来から現代の地球に突如現れた者達。彼らは人類の平和と進歩を願う、圧倒的な科学力を持つ…

「39 刑法第三十九条」読書感想

タイトル 「39 刑法第三十九条」著者 永井泰宇文庫 246ページ出版社 角川書店発売日 2000年12月<< かるーい話の流れ >>精神鑑定医の藤代教授の助手である香深は、猟奇殺人犯柴田の精神鑑定に立ち合い、目の前で人格が入れ替わって凶暴化する柴田(犯人)…

「探偵の探偵」読書感想

タイトル 「探偵の探偵」著者 松岡圭祐文庫 304ページ出版社 講談社発売日 2014年11月14日<< かるーい話の流れ >>序盤は探偵養成所の所長である須磨視点で話が進んで行って、生徒としてやってきた玲奈との出会い、玲奈の探偵に対する執念と辛い過去、そ…

「虫とりのうた」読書感想

タイトル 「虫とりのうた」著者 赤星香一郎新書 256ページ出版社 講談社発売日 2009年8月7日 << かるーい話の流れ >>小説家を目指している主人公の赤井は、ある日河川敷で少女に助けを求められる。そこへ男がやって来て少女は自分の娘だから連れて帰ると…

「最後の物たちの国で」読書感想

タイトル 「最後の物たちの国で」著者 ポール・オースター新書 227ページ出版社 白水社発売日 1999年7月1日<< かるーい話の流れ >>女性主人公のアンナが綴る手紙という形で物語は語られていく。大陸の一つの国(イタリアかな?)が崩壊して、ほぼ秩序と…

「連続殺人鬼カエル男」読書感想

タイトル 「連続殺人鬼カエル男」著者 中山七里文庫 411ページ出版社 宝島社発売日 2011年2月4日<< かる~い話のながれ >> 女性、老人、子供と、何の関係もないただの一般人が無差別に殺されて、その遺体が子供の悪戯のごとく壊されて晒される連続殺人事…

「なぎら☆ツイスター」読書感想

タイトル 「なぎら☆ツイスター」著者 戸梶圭太文庫 598ページ出版社 文藝春秋発売日 2012年2月10日<< かる~い話のながれ >> 切れ者ヤクザ桜井(主人公)の部下、そして桜井のライバルヤクザの部下。その二人が一千万円を持ったまま田舎町で行方をくらま…

「少女禁区」読書感想

タイトル 「少女禁区」著者 伴名 練文庫 173ページ出版社 角川書店発売日 2010年10月23日第17回日本ホラー小説短篇賞 大賞受賞作<< かる~い話のながれ >> 「chocolate blood,biscuit heart」と「少女禁区」の短篇二つが入った小説。一冊でかなり薄いの…

「天獄と地国」読書感想

タイトル 「天獄と地国」著者 小林泰三文庫 436ページ発売日 2011年4月30日出版社 早川書房第43回星雲賞賞受賞作 <<かるーい話のながれ>> 上にはゴツゴツとした岩ばかりのとてつもなく広大で果ての無い「天井」が広がっていて、下は無限の宇宙空間が広が…

「なまづま」読書感想

タイトル 「なまづま」著者 堀井拓馬出版社 角川書店発売日 2011年10月25日文庫 236ページ 第18回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作 (注意:このレビューはオジサンの独断と偏見で基本的には「読んで良かった」と思い込みながら書いた記事ですのであしからず)…